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走るきっかけ

わたしが住んでいる舞鶴市では2002年までデュアスロンという「走って自転車こいで走る」という競技が行われていました。
2002年が10回目の大会となった訳ですが残念ながらその大会をもって中止となり現在ではもう行われなくなりました。

1998年の暮れにデュアスロンに毎年出場している友達に『わしも完走できるかなあ』と言ったのがマラソンなどの大会に出るようになったきっかけでした。
友達の『おう、完走できると思うで!』の言葉を真に受け走る練習をはじめ1999年の5月に行われる大会の申し込みをしてしまいました。
舞鶴デュアスロンは第1ランが10キロ、バイクが60キロ、第2ランが10キロの合計80キロの距離を走る大会です。
特にバイクは標高400メートルまで登らなければならないとても過酷なコースでした。
30歳を過ぎ何も趣味が無くやりたい事もなかったので何か刺激が欲しかったんでしょうね。
そこで友達がやっている走ることに目が見たのだと思います
それに地元で結構賑やかに行われている大会があったのでもう思ったら出たいとなってしまいました。
しかし高校を卒業してからはほとんど走るということのなかったので5キロを走るのもやっとこさでした。
大会は5月に行われるのでそれまでに自転車も買わなくてはなりませんでした。
この地方は雪が多く降るのととても寒いので自転車の練習は3月くらいまでは無理と思い実際の自転車の購入は3月にはいってからでした。
まずはなれるためにと3月に近くである10キロのロードレースの大会と4月にあるハーフマラソンの大会に出ました。
それで一応完走も出来たので自信も持つことが出来5月の大会に出場する事になりました。
この頃には体もかなり絞られてきていて会う人みんなに『痩せたなあ!』とよく言われました。
大会に出る事は身内や仕事関係の人にも言っていなかったのでどこかからだの具合が悪いのかと思われたりしてたようです。(笑)

頑張ったかいあって完走も出来とても気持ちの良いゴールをする事が出来ました。
この大会がマラソンなどの大会に出るようになったきっかけの大会だったのです。




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