第11回鯖街道ウルトラマラソン
2006年5月14日第11回鯖街道ウルトラマラソンが行われました。
その昔福井県の小浜市から京都市まで鯖を運んだといわれる鯖街道を走るウルトラマラソンで小浜市から京都市の出町までの76キロを走るマラソン大会です。


朝3時に起き急いで準備を行いました。
まだ寝ている子供たちを寝たまま車に乗せ4時にいざ福井県の小浜市へと向かいました。
小浜には5時前に到着したのですが受付場所が変更していたりで少しバタバタとしましたが無事受付も終わり受付会場である公園でストレッチをしたり準備をしたりしていました。

スタート15分前(左上の時計参照)ポーチの中を点検しています。

この持っているペットボトルが後でお荷物になろうとは・・・


その後歩いてスタート会場の泉町商店街まで移動しました。
スタートは午前6時です。
普通ならまだ商店街も静かな時間なはずですが今日は賑やかなものですね。。。(^^ゞ

スタート時間を待つ選手達です


みんなあまり緊張の無い状態のまま6時にスタートしゴールの京都市を目指しました。
スタートしてすぐにウエストポーチが上下に揺れとても走りにくいのに悩ませられました。
ポーチ自体がランニング用のもので無く普通のスーパーで売っている普通のポーチだったので固定がしっかりしていないのと中に物を詰め込みすぎている為走るたびにユラユラと揺れ走りにくいったらありませんでした。
ポーチのファスナーも揺れのたびに開いてきていつの間にか全開、、、
後ろの人に『ファスナー開いてますよ』と2度も教えてもらうほどでした。
中で一番重いペットボトルを捨てる! 
もうそれしかないと決め決断、途中で山に入るとエイドがどのくらいあるか不安ではあったのですがもうそうしないとこのままでは走り続けることも出来そうになかったので途中で監視しているスタッフにペットボトルの処分をたのみました。
腰が軽くなったらずい分と走りやすくなりました。
それでももう少し軽くしたかったんですけどね、これ以上はねぇ、、、(苦笑)
しかしその間10キロを1時間20分ほどかかってしまいもうビリのほうになっていました。。。

山のほうへどんどんと進んでいき舗装されていた道も未舗装になりほんとうに山道になって来ました。
砂利の道を進んでいくと『鯖街道』とある看板がありスタッフがコースを案内していました。
いやいやこれがマラソンのコースなのってような道へと誘導され選手はそちらのほうへ向かって山を登っていきます。

鯖街道の入り口です

右の魚の看板が目印です

ここからがほんとうの鯖街道だとスタッフの人が言っていました。
もう山道というか獣道というか細い道でした、一列に並んで山を登っていくって感じでした。
しかしこれがマラソンのコースというのですから面白いじゃありませんか♪
こう行列になってしまっては細い道ですし走ることは出来ませんよね、、
途中でスタッフの人が人数の数をカウントしていました。
途中で迷った人がいないかいなくなっていないかを調べているのでしょうね。
山の中で何かあると大変ですから。。。
で、わたしには228と言っていました。
300人弱の参加人数と言っていたのでビリのほうに近い順位ですね。
まあこの大会は競争でなく楽しく完走するってのが趣旨なので順位は関係ないといえばそうなんですけどね。(苦笑)


山を登りしばらくすると舗装した林道にでました。
そこでエイドがあり一息いれそのまままた山道に入っていきます。

画像の右の車のところがエイドです。
そこで一息入れた後画像左の山道をまた登っていきます


この後は同じような山道を通り登ったり下ったり800メートル以上の山を越えていきます。
登りもしんどく辛いのですがこういう道のくだりはこわいものがあります。
足元も悪いですし崖のようになっているところもあります、木が倒れて道をふさいでいるあります。木をくぐって進む草を掻き分けて進む!
いやあ〜 楽しいですね♪

右下は崖になってます

これもコースです

こういう道は気持良いです

ここも倒木が・・・

ここは少し開けていますね

道が分かりますか?

奥に琵琶湖が見えます


琵琶湖が見えるところが最後の峠のてっぺん辺りです、そこからはどんどん下っていくだけでした。
山道の足元の悪いところを下るのは脚にきてもうガクガク状態になってしまいました。
そこから舗装の道に出てくると車やバイクが普通に走っている道になりました。
こうなると今度は車に気をつけなければならなくなりました。
フラフラと車道の真ん中に出てクラクションを鳴らされている選手もいました。
危ない危ないですね、、、
ドライブに来ている人なのか観光なのか地元なのかは分かりませんがナンバーカードを見てでしょうか『小浜から走ってきはったんですか?』と聞かれ、『ハイ』と答えると『いったい何キロ走りはるの?』というので『76キロです♪』というと『ひえぇ〜! がんばってください!』と応援してくださいました。(^^ゞ
まあこれだけの人数が76キロ走ってくるのですから驚きなんでしょうね。(笑)

鞍馬の辺りは感じの良いところで観光地なのでしょうか宿も雰囲気のあるところがいくつかありました。
そのまま京都市内にでて住宅街の広い道路をを走りぬけ加茂川に出ました。
そこからは川原に下りてそこを走ったのですが人がいっぱいです。
ジョギングしてる人、サックスやバイオリンの練習をしている人、宴会をしている人、デートをしてくつろいでいるカップル。
様々に休日を楽しんでいる人たちの間を掻き分けて『ハアハア、ゼエゼエ、、、』といいながら走りぬけて行きました。
しかしこの河川敷を走ってゴールまでが結構長く感じました。
今までが変化にとんだコースだったので最後の5キロほどの単調なコースが長く感じたのかもしれませんね、、、
ゴールの表示が見えたときはうれしさと感動でした。
ゴールのゲートをくぐってゴールです♪
脚はガクガクフラフラでした。
一応順位が書かれた紙をもらったのですが139とかかれてありました。
この大会は途中からスタートしたBグループの42キロのコースもありAグループの76キロとゴールも同じ場所なのです。
その両方を混ぜての139番だったようです。
山の途中でカウントされた228はAグループだけだったのでそれからみてもずい分と順位を上げる事が出来たようです。
タイムは9時間46分46秒でした。

参加賞の焼き鯖とTシャツそしてビール2本をもらい地べたに座り込み完走の感動に浸りました。。。
嫁が子供と車で迎えに来てくれているはずなのでゴールの電話をするともう近くまで来てくれているようでした。
それまでビールを飲みながら迎えを待ちゴールしてくる選手を見てたりしました。

ゴール場の風景です

靴はドロドロになっちゃいました

あらためて完走した感動をシミジミと感じているところに嫁がやってきたので着替えて帰る準備をし帰路につきました。
家までの嫁の運転する車の中ではぐっすりと眠ってしまいました。。。(^^ゞ


この鯖街道ウルトラマラソンはしんどいコースではありましたがとっても楽しい大会でした。
この様子を見て興味がわいた方いらっしゃいましたぜひ出場をおすすめします。
とっても楽しいですよ〜♪



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